ペルニゴッテイ
pernigotti
1860年ステファーノ・ペルニゴッテイがノーヴィ・リーグレの中心地に後に有名となるグローサリーストアをオープン。当初より人気の菓子部門の成功がペルニゴッテイ&サンの設立につながり、工場はすぐに町の目印となり優良な品質が評価され王室御用達の紋章を授与されました。20世紀初めにはそのモダンな設備と高品質のレシピより当時のマーケットにおける代表的企業となりました。
第一次世界大戦中イタリア政府は製菓における砂糖の使用を禁止しました。これを受けてパウロ・ペルニゴッティは優れたアイデア力でヌガーに使用の砂糖を濃縮ハニーに変更しました。1927年にはジャンドゥイオットの製造をスタートしターニングポイントの年になりました。ジャンドゥイオット(「小さなジャンドゥーヤ」を意味)はピエモンテ州 の名産品として有名なヘーゼルナッツを練りこんだチョコレートです。
1936年にはクリーム入りジェラート素材の先駆けとしてマーケットに参入し主要メーカーの地位を確立。以降70年代にかけてフレーバーや形の異なる様々な製品の開発を進めました。Cremino, Pepitas, Nocciolato などの製品が誕生し チョコレートプラリネやチョコレートバーのメインプレーヤーに成長しました。
長年の歴史の中でそのアイデンティティーを確立し前進を続けながらジャンドゥーヤマーケットにおける自他共に認めるリーダーとなりました。2010年には創立150年をマークしています。